こんにちは。
九月に入り、沖縄でも朝夕の風が涼しく感じられるようになりました。
皆さまのお住いの地域はいかがですか。
毎回たわいない私事で恥ずかしいのですが、今月も家の花壇の話でスタートです。
よろしければお付き合い下さい。
ここ二ケ月余り、私は何にかまけていたのか、花壇の手入れをしていませんでした。
小さなスペースに月桃が生い茂り、背の低い植物がすっかり隠れていました。
その月桃を花壇の半分くらいの勢力に収まるように刈り取ると、さえぎられていた陽射しが届くようになったせいか、数日後には紫の桔梗の花が咲いてくれました。
私の記憶はあやふやですが、確か一昨年に植えた桔梗だと思うのです。
そして去年は花を見た記憶がないのです。
桔梗は多年草らしいのですが、それでも、土の中の命の種の「記憶」が呼び覚まされた!と少し感動しました。
人の記憶は曖昧になりがちなので、記録やメモを残します。
刈り取った月桃の実を使って木綿糸を染色してみたのですが、残念ながらきれいに染めることはできませんでした。
今はその原因もわからないのですが、その日の染色の記録も、いつか意味を持つことができるでしょうか。
読んで下さりありがとうございました。
この週末も台風の進路が気にかかるところです。どうぞ皆さまお身体ご自愛下さい。
今月のコラムに添える写真は、去った九月十日(旧暦の八月十五日)十五夜にお供えした「ふちゃぎ」です。