那覇伝統織物事業協同組合では今年から、8月7日を語呂合わせで「首里花織の日」、
8月9日は「首里花倉織の日」とし、代表的な2つの技法の日を通して
首里織の多彩な世界を広く皆さまに知っていただき、親しんでいただける日にしたいと思います。
今年は緊急事態宣言中につき、イベントを開催することはできませんが、
8月7日(土)「首里花織の日」、8月9日(月)「首里花倉織の日」には
那覇伝統織物事業協同組合に所属する職人が個々のSNSに
#首里花織の日、#首里花倉織の日を付けて一斉に投稿する予定です。
ぜひ、検索してお楽しみください。
また、「首里花織の日」と「首里花倉織の日」の特典といたしまして
8月7日(土)~8月9日(月)までの3日間、那覇市伝統工芸館販売所にて
「首里織」の商品をお買い上げ頂いた方、各先着10名様に粗品をプレゼント致します。
※来年には新しく開館する、首里染織館suikaraにて皆さまと触れ合える
楽しいイベントを催したいと思います。ご期待ください。
「首里花織」
「花織」とは、美しく変化に富むこの織物にいかにもふさわしい名称である。
この花織の「花」という意味については *花のように美しい織物 *花のような色糸をさす
*花のような紋様をさす、、等といろいろ言われている。
技法としては「両面浮花織」「緯浮花織」「経浮花織」「手花織」の四種がある。
— 首里織の歴史と技法より ―
「首里花倉織」
数ある沖縄織物の中でも最高の物とされたのが、この花倉織である。
花織と絽織を市松や交互に配した紋織りで、かつては王家御一門しか着用が許されなかった。
~ アン美ラサ軽サ綾羽ヌグトゥサ ~ まるでトンボの羽のように透き通り軽くて美しいとも歌われた
ものである。
— 首里織の歴史と技法より ―