那覇伝統織物事業協同組合では6月10日を語呂合わせで「首里ロートン織の日」とし、多彩な技法を継承する首里織の中でも特徴的な技法である道屯織(ロートン織)を通して、首里織を広く皆さまに知っていただき、親しんでいただける日にしたいと思います。
4月30日にオープンしました首里染織館suikara 1階のショップと、国際通りのてんぶす那覇 2階にあります那覇市伝統工芸館販売所では、首里道屯織を集めたコーナーを作ってお待ちしております。
また、6月10日(金)~12日(日)までの3日間、両店舗にて首里織の商品をお買い求め頂いた方(毎日先着10名様)に粗品をプレゼント致します。
SNSでは那覇伝統織物事業協同組合に所属する職人が「#首里ロートン織の日」を付けてそれぞれに投稿をする予定です。ぜひ検索してお楽しみください。
「首里道屯織」
首里では、道屯織(ドウトウンウイ)もしくは両緞織(ロートンウイ)と呼ばれ親しまれていました。
琉球王府時代は上流階級専用とされており、主に男性用として用いられました。
道屯織は、平織地の中に部分的に経糸の密度を詰め、経糸が両面に浮く紋織技法です。
ー「首里織の歴史と技法」より抜粋ー